石牟礼道子
買った本が届くまで
図書館でかりた2冊から
読み始めた
綾蝶の記はすぐに読み終え、さあ 初版
苦海浄土だ
返却の2週間目にいちど返しにいき また借りた
昔なら2日あれば読めたのに
また借り直しかと
思い あと三分の一のしおりをはさむ
それからが早かった
いっきに読んだ
やっと 自分で買った
石牟礼道子著書から
関連書の中から
つぎは何よもうかな
3冊目をひらく
石牟礼さんが亡くなる5年前に出された
ふたりのみちこ
東の美智子と西の道子が
深くまなざしで語る内容は
いっきに時代が進む
いま、まだくるしむ水俣病を車椅子で
大きく左右に揺れる身で交わす語るまっすぐな
思いがガンガン伝わる
チャーミングな道子は
深い
死ぬまで水俣と共に生きる
まわりは否定するが
自分にはわかる
左目を失いカラダがふるえひじ掛けなしの椅子なら転げ落ちる揺れこそ
水俣病の症状だと
いつ発病するかと思っていたと語るあたりまで
読む
思いがふくらむ
本はあたしの
羅針盤なり
365日
BAの絵手紙🌟歳時記
3月11日
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